Oppo Find N5の新たなレンダリング画像がリークされ、その全体像が明らかになった。Find Nシリーズは常に折りたたみスマートフォンの設計を進化させてきたが、Find N5は2025年前半の最も薄型かつ高性能なモデルになる可能性がある。
さらに、OnePlus Open 2がFind N5のリブランド版であることから、このリーク画像は両機種のデザインを示す重要な手がかりとなる。今回公開された画像では、Find N5がブラック、パープル、ホワイトの3色展開であることが判明。
また、「ほぼ見えないヒンジの折り目」が最大の特徴とされており、折りたたみスマートフォンにおけるデザイン面での進化を示している。公式発表は2月下旬に予定されており、Oppoがどのような技術革新を提示するのか注目が集まる。
Oppo Find N5のデザインが示す新たな折りたたみスマートフォンの方向性
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Oppo Find N5の新たなレンダリング画像が公開され、そのデザインの特徴が明らかになった。特に目を引くのは、折りたたみ時のシームレスな外観と、ヒンジの折り目の目立たなさだ。これまで折りたたみスマートフォンは、ディスプレイの折り目が見えることが避けられない問題だった。しかし、今回の画像を見る限り、Find N5はこの問題を最小限に抑えることに成功している可能性がある。
また、Find N5のカラーバリエーションはブラック、パープル、ホワイトの3色展開が確認されている。従来の折りたたみスマートフォンでは、ビジネス向けを意識した無難なカラーが選ばれがちだったが、今回のラインナップはより幅広い層をターゲットにしている印象を受ける。特にパープルの存在は、これまでの折りたたみスマートフォンのカラーバリエーションには少なかった選択肢であり、デザイン面でも個性を打ち出そうとしているように見える。
本体の厚みに関する詳細な情報はまだ公開されていないが、過去のFind Nシリーズを考慮すると、極薄設計を維持しつつ耐久性を確保している可能性がある。実際に手に取るまでその違いは分からないが、今回のリーク画像からもOppoが細部までこだわっていることが伝わってくる。
ヒンジの改良で折り目問題は本当に解決されたのか
Oppo Find N5のレンダリング画像で最も注目されているのは、ディスプレイの折り目がほとんど見えない点だ。これが実機でも再現されているとすれば、折りたたみスマートフォン市場にとって大きな進歩となる。しかし、画像がマーケティング用のものである可能性を考えると、実際の使用感は異なる可能性がある。
折りたたみスマートフォンにおける折り目の問題は、ヒンジの構造やディスプレイ素材によって決まる。過去のOppo Find Nシリーズは、独自の水滴型ヒンジを採用することで、競合機種に比べて折り目が目立ちにくい設計だった。Find N5でもこの技術が進化していると考えられるが、実際にどこまで改善されているのかは正式発表を待つ必要がある。
また、ヒンジの改良によって折りたたみ時の耐久性にも影響が出る。過去の折りたたみスマートフォンでは、ヒンジ部分の摩耗や塵の侵入が問題となることがあった。Find N5では、この点についても対策が施されている可能性があるが、詳細な耐久テストの結果が公表されるまでは断定できない。
いずれにせよ、折りたたみスマートフォンの普及を左右するのは、この折り目の目立ちにくさと耐久性のバランスだ。Find N5のヒンジが本当に新時代の基準を作るのか、実機での評価が待たれる。
Oppo Find N5とOnePlus Open 2の関係性と市場への影響
今回リークされた画像は、Oppo Find N5のものだが、OnePlus Open 2がそのリブランド版である可能性が高い。OnePlusブランドは欧米市場での認知度が高く、米国を中心にFind N5のデザインをそのまま受け継いだ形で投入される可能性がある。これにより、欧米市場でも最新の折りたたみスマートフォン技術が広く普及することが予想される。
OnePlus Openシリーズは、過去に高品質なディスプレイと強力なスペックを搭載しながら、競合機種よりもコストパフォーマンスを意識した価格設定を行ってきた。今回のOnePlus Open 2でも、同様の戦略が取られるとすれば、折りたたみスマートフォン市場の価格競争が一層激化する可能性がある。
さらに、Samsung Galaxy Z Fold 7やHuawei Mate XT Ultimateといった競合機種が同時期に市場投入されることを考えると、Find N5 / OnePlus Open 2がどこまで市場シェアを獲得できるかが鍵となる。特に、折り目の見えにくさや本体の薄さが、ユーザーの購入動機にどれほど影響を与えるのかが注目されるポイントとなるだろう。
正式発表は2月下旬とされており、そこでの発表内容次第では折りたたみスマートフォン市場の流れが大きく変わる可能性もある。今後の情報に引き続き注目したい。
Source:PhoneArena