Nintendoの次世代機「Switch 2」に関する特許が発見され、スマートフォンを装着できる可能性が浮上した。特許には「磁気接続ポイントを中心に回転できる2つの装置」と記され、特に「携帯電話ホルダー」としての応用が示唆されている。
これにより、過去のDSやWii Uのようにデュアルスクリーンを活用したゲーム体験が実現する可能性がある。セカンドスクリーンとして情報を表示したり、2画面プレイを再現したりと、ゲームの新たな形が期待される。
さらに、新しいJoy-Conはマウスとしても機能する可能性があり、PC向けタイトルのプレイにも対応するかもしれない。詳細は4月2日のNintendo Directで発表予定であり、発売は2025年夏と噂されている。
スマホを装着するSwitch 2の可能性 新たなゲーム体験を生むか
Nintendoの新たな特許が発見され、Switch 2がスマートフォンを装着できる仕様になる可能性が浮上している。特許には、磁気接続を利用した回転可能なカップリング構造が記されており、さまざまなアクセサリーを取り付けられる設計となっている。この中で特に注目されるのが、「携帯電話ホルダー」としての活用である。
スマートフォンをゲーム機と一体化させることで、プレイ体験に変化が生まれることは間違いない。例えば、スマホをセカンドスクリーンとして活用すれば、ゲーム中に追加の情報を表示したり、非対称型の対戦プレイを可能にしたりすることも考えられる。DSやWii Uのように、2つの画面を活用したゲームプレイが復活する可能性もあるだろう。
この特許がSwitch 2に採用されるかは不明だが、Nintendoは過去にも独創的な周辺機器を生み出してきた。Joy-Conのモーション操作やLaboの段ボールキットのように、新たな遊び方を提供することに長けた企業であるだけに、スマホを利用したゲームプレイが実現すれば、これまでにないスタイルが生まれる可能性は十分にある。
Joy-Conがマウスに？PC向けゲームへの対応も視野か
Switch 2の新型Joy-Conに関する別の特許では、「マウス」として利用できる可能性が示唆されている。これが実装されれば、FPSやRTSといった精密な操作を必要とするジャンルのゲームにも対応しやすくなる。特にPC向けに開発されたゲームの移植が容易になり、Switch 2のゲームラインナップが拡張される可能性がある。
Nintendoは、これまでのハードではマウス操作に特化したコントローラーを提供してこなかった。そのため、仮にこの機能が実装されれば、Switchシリーズの大きな進化となる。これにより、従来のコントローラーでは難しかった細かいカーソル操作や、メニュー選択の快適さが向上し、PCゲームとの親和性が高まることが期待される。
また、マウス機能が実装されることで、ゲーム以外の用途にも影響を与える可能性がある。例えば、Switch 2がウェブブラウジングやクリエイティブツールの操作にも対応すれば、単なるゲーム機を超えた活用が広がるかもしれない。Nintendoがどのような形でこの機能を生かすのか、次回のNintendo Directでの発表に注目が集まる。
Nintendoの特許に「寝具固定器具」？意外な用途にも期待
今回の特許には、ゲームとは直接関係のない「寝具固定器具」といった用途も記載されている。詳細は不明だが、布製品やクッションといった柔らかい素材を固定する仕組みが含まれている可能性がある。これがどのような形で活用されるかは分からないが、Nintendoが意外なアクセサリーを開発することは過去にもあった。
例えば、Wiiの「バランスWiiボード」やSwitchの「リングフィットアドベンチャー」のリングコンのように、Nintendoはゲーム体験を拡張する周辺機器をたびたび生み出してきた。もしこの特許が実際の製品に反映されるなら、Switch 2に新たなアクセサリーが登場する可能性もある。
Nintendoは、ゲームの枠を超えた発想でハードウェアを進化させてきた。スマホ装着の可能性やJoy-Conの新機能に加え、今回の特許が示唆する新しいアクセサリーがどのような形で登場するのか、今後の情報に期待したい。
Source：Tom’s Guide