Google Pixel 9が発売されたばかりだが、早くも次世代モデルであるPixel 10シリーズのコードネームが流出した。新たにリークされた情報によれば、Pixel 10には4つのモデルが存在し、そのうちの1つがPixel 10 Pro XLだという。しかし、廉価版の大画面モデル、Pixel 10 XLの登場は期待できないようだ。
Google Pixel 10シリーズのコードネームが明らかに
Google Pixel 10シリーズのコードネームが早くもリークされた。最新の情報によると、Pixel 10シリーズには4つのモデルが存在し、それぞれ異なるコードネームが付けられている。Pixel 10は「Frankel」、Pixel 10 Proは「Blazer」、Pixel 10 Pro XLは「Mustang」、そしてPixel 10 Pro Foldは「Rango」と呼ばれている。これらのコードネームはすべて馬の品種や特定の競走馬に由来しており、その名前から各モデルが高速でパフォーマンスに優れていることが暗示されている可能性がある。
このリークは、GoogleがPixel 9シリーズで提供していたモデルと同様のバリエーションをPixel 10シリーズでも展開する予定であることを示している。特に注目すべきはPixel 10 Proの存在だ。コンパクトなPixel 9 Proはシリーズ初の試みであり、次世代モデルでも同様のコンセプトが継続されることが期待されている。この早期の情報公開は、ファンにとって今後の発表に向けた興奮を高めるものだろう。
大画面の廉価版Pixel 10 XLの欠如が示唆される
リークされた情報の中で、多くのファンにとって残念なニュースとなるのは、大画面の廉価版モデルであるPixel 10 XLが登場しない可能性が高いという点だ。Pixel 10 Pro XLはラインナップに含まれるが、それは最上位モデルであり、予算を抑えたいユーザーには手の届きにくい価格帯となる可能性が高い。これにより、手頃な価格で大画面スマホを求めるユーザーにとっては選択肢が狭まることとなる。
Pixel 9シリーズではPixel 9 XLが存在しなかったため、同様にPixel 10でも廉価な大画面モデルが提供されないという予測は現実味を帯びている。これにより、Pixel 10シリーズのラインナップは、コンパクトなモデルを好むユーザーに向けたものにシフトしているようだ。Googleがこの戦略を続けることで、大画面スマホ市場では他のブランドに優位性を譲ることになる可能性がある。
Pixel 10シリーズの発売時期とモデル構成
Pixel 10シリーズの発売時期について、現時点では具体的な情報はないものの、例年のスケジュールを踏まえると、2025年の8月以降に発表される可能性が高いとされている。これに先立って、Pixel 9aが2025年5月のGoogle I/Oで発表される見込みだ。Pixel 10シリーズはそれに続く形で、フラッグシップモデルとして市場に投入されるだろう。
今回のリークによって明らかになった4つのモデルは、それぞれ異なるユーザー層をターゲットにしている。コンパクトなPixel 10 Proや、より大画面のPixel 10 Pro XL、そして折りたたみ式のPixel 10 Pro Foldは、Googleが引き続きさまざまなニーズに応えるスマートフォンを提供し続けることを示している。特に、折りたたみ式モデルであるPixel 10 Pro Foldの登場は、次世代のスマホ体験を予感させる。
次に登場するのはPixel 9aか
Pixel 10シリーズの正式発表にはまだ時間がかかると予想されるが、その前に市場に登場するのがPixel 9aである。Pixel 9aのコードネームは「Tegu」とされており、この名前はトカゲの一種に由来している。既にいくつかの情報がリークされており、Pixel 9aがGoogleの次期エントリーモデルとなることはほぼ確実視されている。
Pixel 9aは2025年5月に開催されるGoogle I/Oで発表される見込みであり、手頃な価格でPixelシリーズの性能を体験できるモデルとして期待されている。Pixel 10シリーズがフラッグシップモデルとして注目される一方、Pixel 9aはエントリーユーザーに向けた手堅い選択肢として市場に投入されるだろう。