Oppo Find N5として中国市場で登場予定の次世代スマートフォンが、国際市場ではOnePlus Open 2としてリリースされる可能性が浮上した。最新リークによると、この新モデルは折りたたみ時に9.2mm未満、展開時には約4mmの薄さを実現し、現行のHonor Magic V3を超える「世界最薄」を目指している。

デザイン面では、中央に配置された円形のカメラモジュールやHasselbladのロゴが特徴となる。また、ディスプレイの折り目がほとんど目立たないとされ、白や黒などの複数のカラーオプションが用意される見込みだ。革新的な薄さと洗練されたデザインで、折りたたみスマホ市場に新たな基準を打ち立てると期待される。

世界最薄を実現するための革新的な設計

OnePlus Open 2は、厚さ約4mmという折りたたみスマホとして驚異的な薄さを達成しようとしている。この数値は、現行の世界最薄モデルであるHonor Magic V3の展開時厚さ4.35mmを上回るものだ。折りたたみ時の厚さは9.2mm未満とされ、現行の市場にある折りたたみスマホの中でも際立った設計となっている。

この薄さを可能にした理由の一つは、OnePlus Open 2がOppo Find N5と共通する技術を採用している点だと考えられる。Oppoのシニアバイスプレジデント、劉作虎(リウ・ズオフ)は、世界最薄の折りたたみスマホという目標を掲げており、軽量素材やヒンジの設計における革新が鍵となった可能性が高い。

この設計は市場に新たなトレンドを生む可能性を秘めているが、極端な薄さが耐久性やバッテリー性能にどのような影響を与えるかは未知数である。これらの課題をどのように克服したのかが注目されるポイントとなるだろう。


デザインとカメラモジュールに見る美学と実用性の融合

OnePlus Open 2のデザインは、技術と美学の融合を体現している。リークされた画像によれば、円形のカメラモジュールが背面中央に配置されており、Hasselbladのロゴがその中心に存在感を放つ。このレイアウトは、撮影機能を強調すると同時に、視覚的なバランスを生み出している。

カメラモジュールには、望遠レンズが左上隅、フラッシュが右下隅に配置されている。この配置は機能性を重視しており、撮影中のユーザーエクスペリエンスの向上を目指していることがうかがえる。また、内側ディスプレイの右上隅にパンチホールノッチが設けられており、ディスプレイ全体の一体感を損なわない設計となっている。

さらに、白や黒を含む複数のカラーバリエーションが用意されると報じられている点も重要だ。これにより、幅広いユーザー層にアピールできる戦略が見て取れる。このデザインの方向性は、今後の折りたたみスマホ市場における標準となる可能性がある。


新たなディスプレイ技術がもたらす使用感の向上

OnePlus Open 2が注目を集める理由の一つは、ディスプレイの性能にある。リーク情報によると、内側ディスプレイの折り目は最小限に抑えられており、これにより視覚的な一体感と滑らかな使用感が実現されると期待されている。

従来の折りたたみスマホでは、ディスプレイの折り目が目立つことが多く、ユーザー体験を損なう要因の一つとされてきた。OnePlus Open 2では、これを改善するために新たな技術が採用されている可能性がある。

ただし、こうした技術革新はコストの上昇を招くことも考えられる。価格設定が競合製品とどう差別化されるかが、消費者の支持を得る上で重要なポイントとなるだろう。このディスプレイ性能が実現された背景には、OppoおよびOnePlusの技術力が大きく寄与していると見られる。

Source:Notebookcheck