Intelは12月3日、待望の新型GPU「Arc B570」および「B580」を正式発表した。価格はそれぞれ219ドルと249ドルで、特にB580はNvidia RTX 4060の強力な代替品として注目を集めている。
今回の発表では、第2世代のレイトレーシングエンジンやAIエンジン「XMX」など最新技術が投入され、1440pゲーミングでの高いパフォーマンスを訴求している。これにより、予算を重視するゲーマー層の新たな選択肢となる可能性がある。
特にIntelは、RTX 4060よりも最大10%高速であることをアピール。競争が激化するミッドレンジ市場での動向に注目が集まる。
Intel Arc B570/B580、価格と性能でNvidia RTX 4060に挑む

Intelは新型GPU「Arc B570」と「Arc B580」を正式発表し、価格と性能でNvidia RTX 4060に挑む構えを見せた。B570は219ドル、B580は249ドルという競争力のある価格設定で、特にB580はミッドレンジ市場の主力製品と目されるRTX 4060の強力な対抗馬となることが期待される。
Intelは、B580が「ウルトラ設定」でRTX 4060よりも最大10%高速であることを発表時に強調。加えて、1440p解像度でのゲーム体験に重点を置き、第2世代のレイトレーシングエンジンやAIエンジン「XMX」を搭載することで、パフォーマンスとコストパフォーマンスを両立させた製品として位置付けられている。
予算を重視するゲーマーにとって、この価格帯で提供される性能は大きな魅力であるといえる。一方で、具体的なベンチマーク結果が今後の評価を左右するだろう。AMDやNvidiaとの性能差を明確化することが、この新GPUの市場での成功に直結するだろう。
提携メーカーとリリーススケジュール—ホリデーシーズンを見据えた展開
Intelは今回の発表で、新型GPUの販売に向けてAcer、ASRock、Gunnir、Maxsunなどの提携メーカーと協力していることを明らかにした。これらのメーカーは、ホリデーシーズンに間に合うよう製品を市場に投入する予定であり、早くも注目を集めている。
具体的には、Intel Arc B580 Limited Editionグラフィックスカードが12月13日に発売予定であり、その他の提携メーカーからも同時期に製品が登場する見込みである。また、B570については2025年1月16日にリリース予定で、より多くの選択肢が提供されることになる。
こうしたスケジュールは、PCを新調しようと考えているゲーマーやホリデーシーズンに予算内での構築を目指す層にとって最適なタイミングといえるだろう。提携メーカーと連携しながら、IntelはNvidiaやAMDに挑む体制を整えている。
消費電力性能50%向上、新世代GPUの実力は?
Intelは、新型GPU「Arc B570/B580」が前世代製品に比べ、消費電力あたりの性能が50%向上していると発表した。これは、先代「Alchemist」シリーズからの大幅な進化を示すものであり、ゲーマーにとって実用的な性能向上が期待できる。
特に、B580は1440p解像度でA750よりも24%高速であるとされ、具体的なスペックからも実力がうかがえる。加えて、レイトレーシングやAIエンジンの進化により、最新ゲームタイトルでのスムーズな動作を実現する可能性が高い。
一方で、こうした性能向上がどの程度実際の使用環境で再現されるかは、今後のベンチマーク結果に注目が集まる。競合製品との比較が市場の受容を左右する中、Intelが示した自信がどのように評価されるかが注目される。