最新のリーク情報によると、OnePlusの次期コンパクトスマートフォン「OnePlus 13 Mini」は、従来のデザインから大きく変化する可能性がある。Weiboの著名リーカーDigital Chat Stationによると、50MPのメインカメラと50MPの2倍ズーム望遠カメラを搭載したデュアルカメラバーが採用されるという。
このリーク情報が正しければ、OnePlusは最近の円形カメラモジュールのデザインを見直し、よりシンプルなバー型のカメラユニットを導入することになる。これは、Google Pixelシリーズに見られるような横長のカメラバーを連想させるもので、従来のOnePlus 12やOnePlus 13のデザインとは一線を画すものとなるだろう。
また、OnePlusのデザイン責任者Lao Haoranは最近、「次世代モデルでは新たなデザインが採用される」と発言しており、この噂が事実である可能性を強めている。Weiboの一部ユーザーは、この新デザインがOnePlus Nord 4に近いものになるのではないかと推測しており、背面上部に並んだ2つの大きなカメラレンズが特徴的なデザインを採用する可能性も指摘されている。
OnePlus 13 Miniが採用する可能性のあるデュアルカメラバーの特徴とは
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OnePlus 13 Miniの最新リークでは、これまでの円形カメラモジュールを廃止し、新たにデュアルカメラバーを採用する可能性が示唆されている。このデザイン変更により、OnePlusのスマートフォンは従来とは異なるスタイルへと進化することになる。
このデュアルカメラバーには50MPのメインレンズと50MPの望遠レンズ(2倍ズーム)が搭載されるとされる。OnePlusの過去のモデルでは、超広角やペリスコープ望遠といったカメラ構成が一般的であったため、この組み合わせは新しい方向性を示していると考えられる。
特に望遠レンズに関しては、過去のOnePlusモデルでは高倍率ズームを採用することが多かったが、今回は2倍ズームに留まる可能性が高い。そのため、より日常的な撮影シーンでの使いやすさを意識した仕様になるのではないかと予想される。
また、デザイン面では、Google Pixelシリーズのような横長のカメラバーが採用される可能性が指摘されている。これにより、カメラ部分の突起がフラットになり、ポケットやバッグに入れた際の安定感が増すと考えられる。一方で、従来の円形カメラモジュールのデザインを好むユーザーにとっては、今回の変更が賛否を分ける要素となるかもしれない。
OnePlus 13 Miniと他モデルのデザイン比較 Google PixelやOnePlus Nord 4との共通点
OnePlus 13 Miniのデザインに関する噂は、これまでのOnePlusモデルとは異なる方向性を示している。特に、デュアルカメラバーの採用により、Google PixelシリーズやOnePlus Nord 4とのデザイン的な類似点が指摘されている。OnePlus Nord 4は、2024年8月に登場したミッドレンジモデルであり、背面上部に大きな2つのカメラレンズを横並びに配置している。
加えて、LEDフラッシュを右側に配置するデザインを採用している。OnePlus 13 Miniがこのデザインに近づく可能性があるという噂が出ており、もしこれが事実なら、OnePlusはフラッグシップモデルとミッドレンジモデルでデザインの統一を図る方針を取ることになるかもしれない。
また、Google Pixelシリーズでは、背面のカメラ部分をバー状に配置するデザインが定着している。このスタイルは、レンズの突起を抑えつつ、カメラ全体のバランスを取ることを目的としているとされる。
OnePlus 13 Miniがこの路線を踏襲する場合、ポケットや平らな場所に置いた際の安定性が向上することが期待される。一方で、OnePlusがこれまでこだわってきた独自のデザインアイデンティティが薄れる可能性もある。
このように、OnePlus 13 Miniは既存のスマートフォンデザインのトレンドを取り入れつつも、新たなカメラ構成や筐体デザインを試みるモデルとなる可能性がある。これにより、OnePlusファンにとっては新鮮な驚きをもたらす一方で、従来のデザインを好む層にとっては賛否が分かれるかもしれない。
OnePlus 13 Miniの登場時期と今後の展開 Snapdragon 8 Elite搭載の可能性
OnePlus 13 Miniは、2025年後半に登場する可能性が指摘されている。Weiboのリーク情報によれば、OPPOがFind X8のミニバージョンを開発しており、それが2025年初頭に登場するとされている。この流れを踏まえると、OnePlus 13 Miniもそれに続く形で発表される可能性が高い。
この新モデルには、QualcommのSnapdragon 8 Eliteが搭載されると噂されており、ハイエンドな処理能力を備えた小型フラッグシップモデルとして位置付けられる可能性がある。これまでのOnePlusの「Mini」モデルは、コンパクトながらも性能を妥協しないことを重視しており、今回もその路線を継続することが予想される。
また、6.3インチのOLEDディスプレイを搭載するとされており、最近のスマートフォン市場において小型端末としては比較的大きめのサイズとなる。これにより、携帯性と視認性のバランスを取りつつ、フラッグシップ級の性能を求めるユーザー層に向けた製品となる可能性がある。
OnePlus 13 Miniが今後どのような仕様で登場するのか、正式発表が待たれるが、現在のリーク情報を総合すると、新たなデザインとカメラ構成を採用しつつも、フラッグシップ並みのスペックを維持するモデルになると考えられる。特に、Snapdragon 8 Eliteの搭載が事実であれば、パフォーマンス面での期待も高まる。正式な発表が行われるまで、今後も新たな情報に注目していきたい。
Source:Android Central