GPD Pocket 4は、AMD Ryzen AI 9 HX 370「Strix Point」プロセッサを搭載した強力なミニラップトップで、2560 x 1600ピクセルの解像度を誇る8.8インチ144Hz LCDディスプレイを備えている。サイズはわずか207 x 145 x 22mm、重さは770gと非常にコンパクトで、日常使用に最適な性能を提供する。
特に、モバイルデバイス並みの携帯性を維持しながらも、強力なパフォーマンスを実現。ベースモデルには、16GBのLPDDR5xメモリと1TBのSSDが搭載され、バッテリーは44.8Wh、100W USB-C急速充電器を備える。Indiegogoでの事前注文は829ドルからで、2025年1月に発送が開始される予定だ。
卓越したパフォーマンスを支える最先端のAMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサ
GPD Pocket 4の最大の特徴は、その心臓部に搭載されたAMD Ryzen AI 9 HX 370「Strix Point」プロセッサだ。このプロセッサは、AMDが提供する最上級のモバイル向けチップで、特にAI性能を重視した設計が施されている。高い演算能力を誇るAIプロセッサとして、GPD Pocket 4は従来のミニラップトップでは考えられないパフォーマンスを実現している。
特に、複雑なデータ処理や機械学習モデルの実行、リアルタイムでのAI駆動のタスクにおいて優れたパフォーマンスを発揮する。このようなチップの搭載により、ユーザーはポータブルなデバイスでありながら、デスクトップPCに匹敵するような処理速度を享受できる。
また、AMDの「Strix Point」プロセッサは、エネルギー効率にも優れており、バッテリーの持ちも考慮された設計がされている。長時間使用しても発熱が抑えられるため、静かな作業環境を維持しつつ、負荷の高い作業をこなすことができる。
これにより、GPD Pocket 4は、ポータブルなデバイスとしての使い勝手を大幅に向上させており、ビジネス用途やクリエイティブな作業にも十分対応できる。
8.8インチの高解像度ディスプレイがもたらす視覚体験
GPD Pocket 4は、8.8インチのLCDディスプレイを搭載しており、その解像度は2560 x 1600ピクセルに達する。これにより、非常に細かいディテールまで鮮明に表示されるだけでなく、144Hzのリフレッシュレートを実現しており、動きの速いコンテンツでも滑らかな視覚体験を提供する。特に、動画編集やゲームなど、ディスプレイの応答速度が求められる作業での利便性が高い。
このサイズ感と解像度のバランスが絶妙で、ポータブル性を損なうことなく、日常的な作業において十分な視覚的快適さを提供する。ディスプレイの色再現性やコントラストの高さも、プロフェッショナル向けの用途に対応する能力を持っており、プレゼンテーションやドキュメント作成時にも、画面上で細部まで確認が可能だ。
こうした点から、GPD Pocket 4はただのミニラップトップに留まらず、モバイルワークステーションとしても十分な性能を備えている。
携帯性とデザインに優れたミニラップトップ
GPD Pocket 4は、そのコンパクトさとデザインにおいても注目すべき点が多い。サイズは207 x 145 x 22mmで、重さはわずか770gしかなく、モバイルフォンのようにどこにでも持ち運べる。
この軽量でコンパクトな設計は、特にビジネスパーソンやクリエイターにとって大きな魅力となる。持ち運びに便利で、出張先やカフェなどでの使用に適しており、どんな場所でもすぐに作業を開始できる。
さらに、GPD Pocket 4は、MacBookに似た洗練されたデザインを持ち、見た目にも高級感がある。その上で、丈夫な作りと軽量さが両立されており、長時間の使用にも耐えられる。ディスプレイが回転可能である点も利便性を高めており、作業環境に合わせて最適な角度に調整できる。このような設計が、特にモバイルワークを重視するユーザーにとって非常に魅力的な要素となっている。